スポンサーサイト

  • 2017.07.01 Saturday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -

    豆太郎くんです♪

    • 2016.03.27 Sunday
    • 14:35


    昨年の12月、大好きだったお父さんわんこの元気くんのもとにお引越しした豆太郎くん。
    今回、ママさんからたくさんのいいお話を聞かせていただきましたので、
    そのお話を交えながら写真をご紹介していきます。

    ここに掲載されているフェルトペットはでお作りしました

    にほんブログ村 ハンドメイドブログ 羊毛フェルトへにほんブログ村

     トップの写真、豆太郎くんはこちらから向かって左側に顔を上げて、嬉しそうな表情で何かを見上げているようにお作りしています。

     通常フェルトペットをお作りする時は特にご指定がない場合は
    *フェルトペットをテーブルの上に置いて
    *見る人は座って
    という状態でフェルトペットと見る人の目が合うようにお作りしています。



     この豆太郎くんの場合は結果的にはそれと同様になりましたが、お作りする過程としては違っていました。
    どう違うかというと、「大好きだったお父さんわんこ・元気のフェルトペットを憧れの眼差しで見上げるように作ってください」というママさんのご希望があったから。以前お作りした元気くんのフェルトペットと並べて置いてくださるようです。

     確かにそれは素敵です。でもどうして「大好きだった」とか、「憧れの」とかというお言葉が出てきたのでしょう?
    それについてのお話はこうでした。

    「豆太郎ね、メラノーマと言う癌に侵されまして、最後は脳に転移して2週間徘徊をしたんです。
    可哀想で見てられなかったです。
    少しでも安心してもらいたいと思い、作って頂いた元気の匂いを嗅がせてあげたら、ものすごい声で泣き叫びました。
    聞いた事もないすごい声で。
    お父さんどこに居るの⁈お父さん!お父さん!って言ってる様でしたよ。
    その時、この子は早く元気の元に行きたいんだな、と思いました。」



     読んだ瞬間、涙が出ました。

    そしてこのお話を聞いた時ほど、◆うちの子製作所◆をやっていてよかったと思ったことはありませんでした。

    過去、「箱を開けてフェルトペットを見たら涙が溢れて止まりませんでした」とか、
     「作っていただいて本当によかったです。心が救われました」とかといったお便りはほとんど毎回いただきます。
    それらを読ませていただいた時、その都度このお仕事をしていて本当によかった、私なんぞの稚拙な腕でもどなたかのお心を癒したり、喪失感を和らげたりすることが出来たと思い、私自身が幸せを感じる瞬間でありました。

     でも、それは毎回人間サイドのお話。もちろんそれはそれで心から嬉しいお言葉なのですが、わんこさんの心を動かすことができるとは全くもって思ったことはありませんでした。
    ところが、やはり親子の絆、そしてわんこさん達の優れた嗅覚、さらにはどんなに病魔に冒されても失うことのない幸せだった頃の記憶・・・・・それらが絡み合って豆太郎くんの心の中から一気に叫びとなって噴き出したのだと思います。

     犬は、どんな動物よりも愛情の深い生き物だと思います。もしかしたら人間以上かも知れません。



     顔の角度がわかりにくかったことと、大きさの整合性を取る為にいったん元気くんフェルトを送り返していただきました。
    そして出来上がった感じはこのようになりました。
     もともと元気くんフェルトは少し上向きのまっすぐを見るようにお作りしています。なので見つめ合うという形にはできなかったのですが、あくまで豆太郎くんが元気くんを見つめるという角度に仕上げました。



     はい、引きの絵はこんな感じですね。

     ところでダックスさん達というのは結構様々な色柄のある犬種と言えます。
    制作職人宅のダックスはゴールドという種類です。種別上では一色ですが、もちろん決して一色の毛色ではありません。厳密に言うと8色くらいです(苦笑)。フェルトペットを作るとしたら基本に3色を使って、あとはその都度他の色を混ぜながらグラデーションしていくしかない色目です。

    で、この豆太郎くん。



     元気くんがブラック&タンだったのに対し、ダップルの因子を持っているようだとのこと。
    なるほど、明らかにサシが多い。サシどころか多分表面の毛をめくってみると中は白!みたいな複雑な色目。
     こういう色目って大変だけど作りがいがあるのですよ。いかにリアルに表現するか、チャレンジ!みたいな。

    ちなみにこちらは元気くん。



    ね、お顔とかはそっくりだけど色目は元気くんの方が白っぽい色が多いですよね。

    で、お作りしたのがこういう感じ。



    黒い毛(決して真っ黒ではないのですが)をめくると薄いグレーっぽい白を植毛しています。



    で、この↑尻尾が微妙に茶色いのは、ここに豆太郎くんの自毛が植毛されているからなんです。

    植毛は元気くんの時も同じですが、尻尾だけでなくお耳にも施されています。



    ね、お耳も微妙に茶色いでしょ。
    ブラック&タンといえども実際によく見ると実は結構茶色っぽかったりするわけで。
    もちろんチョコ&タンよりはずっと濃い色ですけどね。

     さて、話は変わりますがいつも問題になる横顔のお写真。
    みなさん、もし将来フェルトペットの制作依頼をお考えなら(私にだけでなくどんな作家さんに頼むにしても)、
    絶対真横顔の写真を撮っておくことをお忘れなく!



    しかも絶対これくらい完璧な横顔。決して斜め上からでなく、まっすぐ真横から。
    これならお顔に柄があっても絶対再現できます。
    それにたとえ一色のわんこさんであっても少しでもこれが真横からずれていると正しい骨格が判断できません。

     なので過去何十回となく口を酸っぱくしてお願いしてますが、横顔は正面顔より重要と言って過言ではありません。必ず一枚、撮っておいてください。

     そういえば、前述の、受注時にママさんから頂いたメールの中にこんなお話もありました。



    「元気が亡くなった後、家の中でくつろぐ元気の姿を何度も娘が目撃してました。
    娘に見つかる度に、元気は、◯◯様(制作職人)に作って頂いた元気の人形に走って帰って行くそうです。
    ◯◯様に作って頂いた元気が、彼の魂の居場所の様になってるのだと思います。」

    子供さん達の霊感は大人とは比較にならないほど鋭いとは聞いたことがありますが、
    お嬢さまだけに見えたというのは凄いですね。
    しかも見つかると慌ててフェルトペットに走って帰っていく、というのはあまりに可愛らしくてこちらも涙が出てしまいました。

     そして豆太郎くんフェルトの方は・・・
    「豆が帰って来た日、夫の布団の中に豆が潜り込んでくる夢を見たんだそうです。
    夢じゃないですよね。
    豆は夫の布団で一緒に寝たみたいですよ(o^^o)」

     うふふ♪
    お父さんわんこさんだけでなく、人間のお父さんのことも大好きだったんですよね。



    お空にいるお父さんと、こちらにいるお父さん、両方のお父さんの間を行き来している豆太郎くんは今も幸せなんですね!

    スポンサーサイト

    • 2017.07.01 Saturday
    • 14:35
    • 0
      • -
      • -
      • -
      コメント
      こんにちは
      豆太郎君のお話を、何度も繰り返し読ませていただきました
      人間の想像を超える犬のカンと深い愛情が、これほどすごい物だとは、思いませんでした
      豆太郎君、今頃はお空で、このフェルトのように、大好きなお父さんと過ごしているのかな?
      制作職人さんのように「やっていてよかった」と思える仕事に、私もいつか、巡り合いたいです…
      • みーちゃん918
      • 2016/04/07 4:04 PM
      みーちゃんさま

      いつもコメントありがとうございます。
      おっしゃる通り、私もお話を聞いてて驚きとともに強く感動させられました。
      拙宅のダックスも先住犬のヨーキーが他界した時しばらくはお兄ちゃんロスになりました。
      ものすごく不安そうで、一人にすると「行かないで!」とすごく吠えました。
      寝ていてもふと起き上がってヨーキーを探していることもありました。

      今は妹達に囲まれてなんだか情けないお兄ちゃんを演じてますが(苦笑)。

      みーちゃんさまのお客様方も口にはお出しにならなくとも同じように感謝なさっていることでしょう。一目ご覧になった瞬間に落涙されている方もきっとおられることでしょう。
      だから既にみーちゃんさまも「やっていてよかった」だと私は思いますよ!
      • 制作職人
      • 2016/04/21 4:19 PM
      この度は豆太郎を作って頂きありがとうございました。
      ブラックタンの因子を持っている、変わった配色の子でしたから、大変だったと思います。
      本当にありがとうございました。
      病魔に侵されてからたった3ヶ月で逝ってしまいました。
      まだまだ子犬の様な顔立ちの豆太郎。
      最後の1ヶ月は壮絶で、私も豆太郎も、とても苦しかったのを思い出します。

      あれから丁度一年。
      今は大好きなお父さんの横にぴったりと寄り添って、沢山沢山甘えてる事でしょう。

      お散歩中、他の犬に喧嘩を仕掛けて、お父さんの後ろに隠れるずるいヤツ(笑)
      『僕のお父さんは強いんだぞ‼』と元気の背後から吠えてる豆太郎(笑)
      今日もキラキラと目を輝かせて、憧れの元気父さんを見上げてます。
      • genmame
      • 2016/11/15 2:20 PM
      ☆genmameさま☆

      コメントありがとうございます。

      ブラタンでもダップルでもお写真さえきちんと残していてさえくだされば、
      難しいとか面倒とかでは全くなく、むしろ楽しく絵に色を塗っていくように植毛していきます。
      そしてその色の毛を植毛していく段階で徐々にその子らしさが出来上がっていくので、各工程の中で一番わくわくする作業なんですよ。
      この楽しみは絶対に誰にも渡したくないです(笑)。

      元気くんと豆くん。
      本当に素敵な親子わんこさんだったのでしょうね。
      お空の上で楽しそうに仲良しで走り回る姿が目に浮かびます。
      • 制作職人
      • 2016/11/27 11:27 PM
      コメントする








          

      PR

      calendar

      S M T W T F S
        12345
      6789101112
      13141516171819
      20212223242526
      2728293031  
      << August 2017 >>

      ◆うちの子製作所◆

      このアルバムに掲載されているフェルトペットはここでオーダーされました。 http://www.feltpet. com/

      selected entries

      categories

      archives

      recent comment

      recommend

      links

      profile

      search this site.

      others

      mobile

      qrcode

      powered

      無料ブログ作成サービス JUGEM