コーギーのラブちゃんです♪

  • 2017.06.28 Wednesday
  • 13:38


 

この2月、お空にお引越ししたラブちゃん。

ご家族に幸せを運んできたわんちゃんだったそうです。

 

ご家族を幸せにするという役目をきちんと果たして、神様に呼ばれてお空に帰って行ったのでしょう。

 

ここに掲載されているフェルトペットはでお作りしました

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ラブちゃんの製作にはもともとのママさんではなくママさんの妹さん

(お姉さんと呼ばせていただきます)からご依頼を頂きました。

お姉さんから頂くメールは優しさに満ち溢れていて、

ラブちゃんに対する愛情と、ラブちゃんを失ったお姉さまに対する愛情がひしひしと感じられました。

 

 

実物のラブちゃんです。

澄んだお目目がとってもきれいでアイラインもくっきりですね♪

 

やりとりの途中でラブちゃんの毛が送られてきましたが、

それはそれは完璧なほどきれいに洗って頂けており、

しかも色別に分けて丁寧にそれぞれの袋にしまわれていました。

 

長くこのお仕事をやっておりますと、

こういうものを見ると本当にその方々がいかにわんちゃんに対して今でも愛情が深いか、

そしてまた、本来お持ちの性格がいかにきちんとなさっておられるかが一目でわかります。

丁寧に洗っておられた時、紙の上に並べて乾かしておられた時、

一色一色まとめて袋にしまわれておられる時・・・

それぞれの時にどんな気持ちでその作業をなさっていたか、

同じ思いを何度もしてきた製作職人としては涙が出るほど辛く、想像に難くありません。

 

コーギーさんという犬種は非常に複雑な柄を持っています。

一頭として同じ柄の子はいません。例え親子兄弟であってもです。

 

ラブちゃんは首の後ろに小さな点が付いていました。

 

 

きっと「ご家族を幸せにする」というお仕事を賜ったラブちゃんに、

神様がわかりやすいように印をつけておいたのでしょうね。

 

こんな風につけてみましたよ。

 

 

それ以外の茶色と白の柄合わせはこのような感じです。

 

 

そしてこのポーズでお作りするように、とのことでした。

 

 

ママさんからもお手紙いただきました。

癌で手術を受け、最期は痛い思いをさせてしまった、とママさんは悔やんでおられましたが、

ラブちゃんはきっと手術を受けさせてくれたことに感謝しているに違いありません。

一縷の望みを抱いてなんとかその命を繋ぎとめたいというその愛情の深さを物語り、

それをラブちゃんが気づかないわけはありませんから。

 

本当に楽しみにしていてくださったのですが、製作途中で思わぬ問題が発生しました。

丁寧に丁寧に洗って頂いた毛ですが、硬くて太くてストレートすぎて体表面に植毛できなかったのです。

そして植毛という物理的な問題だけでなく、

毛の太さが実物の大きさに対してわずか15cm程度のフェルトペットの大きさにつけると

まことに不自然になるという問題も発生しました。

ジャックラッセルテリアや柴犬などではよくあることですが、コーギーでは初めてでした。

 

 

ではジャックや柴犬ちゃん達はどうしたかと言いますと、

たまたまお預かりする毛がなかったり、ごく少なかったりという状況でした。

ので、少ない場合は耳毛にしたり、最悪ヒゲにしたりとして有効活用してきたのです。

ラブちゃんの毛もそのようにして使わせていただくしかありませんでした。

とてもたくさん、きれいに洗って分けていただいたのに、残念です。

 

メールでその旨お伝えすると、ママさんから丁寧ではありますが非常に落胆されたお返事がきました。

「色々とわがままを言ってしまいすいません。

でも、一生の宝物にする子なので、できればほんの少しでもいろんな場所にラブの本当の毛が混ざってると嬉しいのです。

それでもやはり難しいようでしたら、耳毛でも大丈夫です。

とてもとても楽しみにしています。」

 

そうですよね。

誰でも大切な我が子の毛ですもの。当然です。

 

少し考える時間が必要でした。

「お時間をください」とお返事しました。

 

そして、出来上がったのがこちらです。

 

 

胸にラブちゃんの胸の白い毛を付ける方法を見つけました。

真っ白でとってもきれいな毛でしょう?

そして違和感もないように仕上がったと思います。

 

 

おうちにお帰しした後、お姉さんからだけでなくママさんからもメールをいただきました。

 

「とてもとても楽しみにしていたので、箱から出す時はドキドキ・・中から出て来たラブちゃんの、かわいいこと!
とてもよくできていて、体つきや後ろ姿なども、ラブそっくりでした。
おもわずそっと抱きしめてしまいました。
主人が帰って来て見せると、涙を流していました。
本当にありがとうございました。柴崎様の暖かい気持ちが作品からつたわりました。
一生の宝物にします。いつも、家族のそばにおいてあげます。

お世話になりました。ありがとうございました。」

 

お礼を言わせていただくのはこちらの方です。

硬くて太くてストレートな毛でもお作りすることができる、という方法を見つけることができたのは

まさしくママさんの願いがこもったメールのおかげなのですから。

 

ありがとうございました。

申し上げるまでもございませんが、どうかいつまでも可愛がってあげてくださいませ。

 

 

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